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六代目三遊亭円楽(元・楽太郎)と会一太郎との深イイ話

相談活動の中で、思い出した話があったので、ブログに書こうかなと思います。
2012/03/12・21~22時・日本テレビ系列「人生が変わる1分間の深イイ話」
で紹介された「6代目三遊亭圓楽&今一太郎」親子の話なんですが…、


一太郎が高校生の時、遊び過ぎて
学校の成績どんどん下がった事があった。



そこで学校から、親子で呼び出され、3者面談する事に。
先生「このままだと息子さん、留年しますよ」
先生から、きちんと勉強させないと留年。そう言われた円楽は……
円楽「勉強しろったってしないんだから仕方ないでしょ。
   だってウチはね、総合評価なんです。
   少し位点数が悪くたって学校は行ってるし、
   ちゃんと挨拶も出来るし、十分平均点以上
   トータルで僕は認めてますから。
   ただ、試験の点数が悪いのはそちらの問題。
   だから留年でも何でもどうぞ。
   親の私に言われても勉強は変わってやれないし、
   結局はコイツの責任ですから」


※テレビで紹介したエピソードの一部を抜粋して書いたので、
 詳細なエピソードを知りたい方は、
 Google等の検索サイトで「今一太郎 深イイ話」で検索してみてください。


子供が親に、そんな風に言われたら、すごく嬉しいですよね。
でも、今、ものすごく「良い子」が増えています。
それは、親も同じで、
すごく「良い親」も増えているんですよね。
良い親は、権威のある人…ここでいう先生ですよね。
別の見方をすれば、「世間体の良い親」ですね。
さて、番組でも突っ込まれてましたが、圓楽さんの言葉は、「モンスターペアレントではないのか?」という意見もあります。
自分が定義する「モンスターペアレント」とは、
「一方的に先生や学校に責任を押し付ける親」
または、
「親の都合を押し付けるために、学校や先生を脅迫する親」
だと思います。
円楽さんは、「留年にするなら、させてもいいですよ。それは子供の責任ですから。」
と言っているので、
自分の定義するモンスターペアレントからして、円楽さんはモンスターペアレントではないと思います。
円楽さんは、「それでも、親から見て、総合評価は充分平均点以上です。」といっているので、
一太郎さんからしても、「あ、自分の親は、ちゃんと自分を見てくれてるんだ。評価してくれているんだ。」と感じる親の愛があります。
これは、誰がみても、感動する話だと思います。


カウンセリングで、『「自己肯定感」が大切です。』ということをお話させていただいています。
自己否定感が強い場合、どうしても、「自分の悪いところ」を見つけては、「なんとかしよう!」と頑張ってしまいます。
でも、そうすると、「頑張れなくなってしまった時」などに、ものすごい失望感がやってきます。
それは、つらいものだと思います。
自分自身のダメなところもあるかもしれませんが、100%ダメなことってないのではないでしょうか?
ダメところはあるかもしれませんが、必ず良い所はある!と思います。
その自分の良い所を、自分でキチンと評価できていれば、
人生で起こる「失敗」も、大きな辛さや挫折にならずに、済むと思います。
この円楽さんのように、「勉強はダメ」かもしれないが「挨拶」ができるし「ちゃんと学校へ行く」ことができてるから総合評価として平均点以上です。って言えるようになりたいですね。